図書館戦争・永遠の0ロケ地巡り@茨城
茨城県ってご存知でしょうか。ご存知ない方もいらっしゃると思います。だって47都道府県まわるツアーでもなきゃコンサートやらないし新幹線も通ってないし都道府県別魅力度ランキング2年連続47位だし。わたしが住んでるのはそんな地味~な県です。住むにはいいんだけど。
そんな地味~な茨城県ですが、東京に近いからか映画やドラマの撮影に使われることが多いです。医龍で小池徹平が来てる!って話題になったこともあるし(WaTファンの子がたいそう興奮していた様が印象深い。そのせいかは知らないけど練習中に鼻血出してた。)下校してたらたまたま魔女裁判の撮影をしてた斗真ちゃんを見たこともあります。JKすごい群れてた。三宅くんの出演したマルサ!!や親指さがしでも使われていたそうです。嬉しい!わーい!
ところで、初売りも大して買わなかったわたしの2015年初の大きなお買い物はデジタル一眼レフキャメラでした。
やったー!買っちゃったー!「ツアーのために貯金する」て言っときながらコレだよ!チケット何枚分だよ!
ということで○万円のキャメラを活用するためにロケ地巡りをしてきました。
本日のスケジュール
水戸市立西部図書館~大塚池公園~筑波海軍航空隊記念館~総合守谷第一病院前
天候ばっちり快晴!BGMはFlash Backで出発o(^o^)o
水戸市立西部図書館(図書館戦争)
映画「図書館戦争」 | 観光いばらき(茨城県の観光情報ポータルサイト)
舞台となる武蔵野第一図書館は実在するいくつかの図書館を組み合わせたものになっていて、ここ水戸市立西部図書館もその一部です。
入館すると「撮影は許可をとってください」といった貼り紙がしてあります。何せデジイチ・・・「大きいカメラでも大丈夫ですか…?」とおそるおそる聞いたところ、他の方が映らないようにとだけ注意があり快く許可をいただきました。
「ポスターなども残ってるんですよ!」と教えていただき・・・えー!今まで気づかなかったー!(どんくさい)すげー!
カウンター内のパソコン。
まるい設計が特徴的。光がやわらかくたくさん入るのもお気に入り。今日は日中に来たけど、夕暮れオレンジに染まるのも素敵なんです。
二階から。
二階から。 pic.twitter.com/9LGaPX85kV
— 野木亜紀子 (@nog_ak) January 29, 2015
休日でたくさんの方が利用してたのでなかなか映らないように撮るのは難しい…。
前作公開のときにいろいろ展示していたので、今秋も楽しみにしています。
大塚池公園(図書館mini戦争)
西部図書館から車で10分ほどというなんともロケ地巡りしやすいところに、図書館mini戦争で使われた大塚池公園があります。
作中でもそうだったけど、この時期めっちゃ白鳥いるー!めっちゃいる!車降りた瞬間に「クエックエックエッ」と響き渡る鳥の声。
寝てる白鳥かわいい。
「フラミンゴだwww」「フラミンゴwww」
足をうしろにのびーっとのばすさまは猫にも似てますね。(愛猫家)
カメラ持つと普段は気にしてないものに目が行って楽しい。
使われたこの橋、その名も「白鳥橋」。
デジイチ活用してますよ!て写真が撮りたくて、NHKでやってた「前ボケ」という撮り方をやってみたものの見事に前にピントが合った例。キャメラ難しい。
この大塚池公園、多いときは300羽の白鳥が飛来するらしいです。
保護されているだけあって1mくらい近づいても全然逃げない。黒鳥さんとわたしの距離感戦争。野生動物としてどうかとおもうぞ!かわいい!
設定でも図書館と公園近くて、郁ちゃんや教官も来たりするのかなあと思いながらゆったり歩くのはトリップしたみたいでした。
そこから車で約30分ドライブ。
筑波海軍航空隊記念館(永遠の0)
筑波海軍航空隊プロジェクトTOP | プロジェクト茨城 | 『映画、映像』を利用して、『街の活性化』『文化発信』『記憶の継承』を行う団体です。
映画の公開を記念して2013年から公開されています。ドラマのパネルも出ていました。
入場料を払うとパンフレットがもらえます。マスコットキャラクターの友部空くん。友部市だからね!
はじめて来たとき、この階段を一段のぼるのに足がすくんだ気がしたのを思い出しました。
上官に殴られた宮部教官が昇ってくる階段。
宮部教官が上官に殴られる部屋。
ところでつい最近公開されたジョーカーゲームの撮影地にもなっていました。
司令室の隣は副官室。宮部さんが陰口叩かれてたところ…こう書くと宮部さん辛いことばっかり…。
その奥は宮部さんが大石を見舞う海軍病棟の撮影で使われた部屋。あのコートも飾ってあります。よかった、ようやく良いところの説明がでてきた。
目にするたび映画のシーンを思い出して背筋がのびるというかなんというか。追いつかない語彙力が悔しい。
他の部屋には当時の資料や写真が展示されています。
21型のタイヤと燃料タンク。
しんみりしてるのにがっつりあやかってるからー!もう!
1階の売店にも艦これグッズが並んでいたり。
あとこれ。
勝手に、てところにどんな手を使っても来てほしい地方のパッションを感じます。
映画のパネルもあって、百田さんや監督のインタビュー、撮影の様子などが見られます。岡田君のクランクアップの写真も。
当時まだファンじゃなかったので贔屓目なしで観ましたが熱演でした。簡単じゃない作品だからなかなか言葉にできないんだけど好きな映画です。アカデミー賞も楽しみ!
余談ですが自分の応援してるグループの次の予定が日本アカデミー賞授賞式っておもしろすぎる。いやめっちゃ誇らしいし素晴らしいけど!こんな経験できるジャニオタいないよね。
庁舎からすこし離れたところに地下戦闘指揮所があって、土日祝日はここも公開しています。
さすがにここにカメラはもっていかなかった…。
地下要塞ってもともとの地形を活かしたものがほとんどなんだけど、ここの地下要塞は人工的につくった全国的にも珍しいものだそうです。
すぐ近くには最近見つかった地下応急治療所が絶賛発掘中でした。
ぱんぱかぱーん!あやかりすぎ!
ここから高速に乗って1時間半、本日最後のロケ地へ。
総合守谷第一病院(永遠の0)
正確には病院前の歩道橋。映画のラストシーンで三浦春馬演じる健太郎が慟哭し宮部さんが現代の空を飛んだあのシーンです。
ほんとうに晴れてよかった。きれいな青空でした。
歩道橋の上で撮影していると、ゴオオとエンジン音。もちろん零戦ではなくて飛行機だけど、まさかこの場所で空飛ぶものの音が聞けるとは!
鳥肌立ちながら「撮らなきゃ!」とシャッターを切るも望遠じゃなかったのでうまくとれず、わたわたと焦りながらレンズ交換を終えたときにはもう飛行機は見えなくなってしまった・・・キャメラ難しい。
※飛行機
こうして図書館戦争2か所永遠の02か所をまわったロケ地巡り、約200枚を撮って終了しました。
お高いデジイチをばっちり活用できたかといえば果たしてだけど、カメラを持つといつもと違ったところに目がいって楽しかったです。日中に全部まわりたかったから急ぎ足になっちゃったけど、今度はもっとゆっくり撮りたいな。
さて魅力のないといわれる茨城県ですが、1日でこれだけのロケ地をまわれる茨城県なかなか良くないですか?
今回は季節じゃないからとばしたけど、大石と松乃、清子が3人で歩いたシーンに使われた福岡堰は桜の名所でお花見におススメ。今年ここでお花見しようよ!
映画「永遠の0」を、茨城でもっと楽しもう! | 観光いばらき(茨城県の観光情報ポータルサイト)
ワープステーション江戸はタイドラなどにも使われていました。
図書館戦争だと革命で茨城県展として舞台になっているし、郁ちゃんパパのつとめる茨城県庁もあります。
特撮でたくさんつかわれているので、兼ねている人はぜひ。
野営のシーンも茨城で撮られているんだよ!前作の敵アジトも水海道市で撮影されました。もうなくなっちゃったみたいですが。
これからのシーズン偕楽園の梅まつりもあるし、東京から近いし、ちょっとした小旅行にいかがでしょう。あ、別に観光課の回し者とかではないです。是非茨城県にいらしてください。そしてじわじわと注目度を高めゆくゆくは茨城公演できるような県になりますように!